請負

請負(うけおい)とは、当事者の一方(請負人)が相手方に対し仕事の完成を約し、他方(注文者)がこの仕事の完成に対する報酬を支払うことを約することを内容とする契約。
日本の民法では典型契約の一種とされ(民法632条)、特に営業として行われる作業又は労務の請負は商行為となる(商法502条5号)。完成した目的物がいったん請負人のものとなる場合は、請負人が材料の全部または主要部分を提供 したとき。

目的物がはじめから注文者のものとなる場合は、注文者が材料の全部または主要部分を提供したとき。

注文者が請負契約を解除できる場合は請負人の責任により、仕事に着手するべき時期に着手しないときである。

1.目的物に欠陥があった場合、請負人の責任。

瑕疵修補請求権は原則ありますが、欠陥が重要なものでな、その欠陥を直すのに多額の費用を要する場合は修補する必要はありません。

2.損害賠償請求権

瑕疵修補請求権とともに、またはこれに代えて行使できます。

3.解除権

欠陥のため契約の目的が達成できないときは解除できますが、建物その他土地の工作物(水道管敷設等)については解除できません。

4.責任追及可能期間

目的物の引渡し(引渡し不要の場合は仕事終了時)から1年となっていますが、特約で10年とすることもできます。しかし、建物その他土地の工作物の欠陥の場合は5年。石造、土造、レンガ造、金属造など、頑丈な工作物の場合は10年
建物その他土地の工作物が、欠陥により滅失・毀損したときは、滅失・毀損から1年となっていますので注意する必要があります。

5.免責事項

あらかじめ注文者との間で、担保責任を負わない旨の特約を結んでいた場合は有効です。