宅建の学習で理解学習について教えてください

時間がたつと、どんどん記憶が曖昧になってしまう。
問題を解こうと思っても忘れてしまいます。と、いうような悩みの方にお答えいたします。
人の頭の中というのは、大きく分けると箱が二つあります。

一つ目が短期記憶の箱。もう一つが長期記憶の箱。短期記憶の箱というのは、ちっちゃいですよ。
一方、長期記憶というのは大きな箱です。つまり、どんどん記憶していたものを入れて行ったりすると、短期記憶のほうの箱が小さいので、どんどんあふれていく。つまり忘れていくということですね。

一方、長期記憶というのは、箱がすごく大きいので、一度入ってしまうと、そこにずっと止まることができるんですね。つまり、記憶が定着するというというのが長期記憶です。忘れてしまうのが短期記憶なんですね。

誰でも初めは、何か覚えようと思った時に短期記憶の箱へ入れるわけですね。その後、色々な方法を使って長期記憶の箱へ移し替えていくと、いう形になるわけですね。
どのようにして短期記憶から長期記憶の方へ移して行くのか。というところがすごく重要になってきます。

今回お伝えするのは四つです。

1. 復讐

すごく重要ですけども、これを怠っている方が多いですね。1回や2回で宅建の勉強を頭に入れるということは難しいです。ですから、何回も何回も復習するということが重要になってきます。復習すればするほどわかってくるようになるわけです。
復讐は、絶対しなければいけません。1回や2回でわからなくても、それは仕方がないと思って何回も何回も復習をしましょう。これを心構えとして頭に入れておいてください。

2. 対比

二つのものを比較していくと言う話ですね。例えば、「営業保証金と保証協会」という似たような部分というのがあると思いますが、それをちゃんと意識しながら対比していく。

別途、別途に覚えるんではなくて、「営業保証金の場合はこうだ。保証協会の場合はこうだ」という風にちゃんと意識していく。
借地権とか借家権もそうです。普通借地権と定期借地権の比較でもいいですけども、
色んな部分で似たようなものが出てきます。そういったものについてはちゃんと意識するわけですよ。

「こっちはこう。こっちはこう」と意識しながらちゃんと対比させていく。と言うということがすごく重要です。これは是非行っていきましょう

これぐらいであれば、市販のテキストであれば表になっていたりしますから。
ちゃんと問題を解いて。「これなんか似たようなものがあったな」とか、「あの表あったな」と思ったら
ちゃんと振り返ってテキストを見る。

「そうだそうだ」と、「借地権の場合はこうか。借家権の場合はこうなのか」というように、自分で覚えようと思って「こうだこうだ」と、頭の中で意識しながら勉強するというのはすごく重要です。

さらっと、「借家権の場合はこうだ」と思って問題を進めていくのと、意識して、借地権は、「こうだ、こうだ」借家権は「こうだ、こうだ」と自分で覚えようと頭の中で意識しながら「よし覚えずるぞ」と、やったのでは、効果が全然違います。
長期記憶の方へ移しやすくなるので、すごく重要になってきます。是非行ってみてください。

3、論理立てる

ちゃんと理論付けて覚える。「こうだから、こう」「こうだから、こうなんだ」と覚えると、すごく頭
に残りますよ。
例えば、中学校のころ学んだことを今でも忘れずに覚えているものがあるはずです。
思い出してください。今でも覚えているものこれが長期記憶の箱に入っちゃっているからですよ。
それはなぜかというと、論理立て、頭の中に入っているからです。

宅建の中でも、論理立てて覚えていけるというのはたくさんありますね。
例えば、国土利用計画法の届け出の部分ですね。

どういった場合に届け出が必要で、どういった場合に届け出が不要なのかという話です。
例えば、相続で「1万平米の土地を取得ししましたと」言った場合。
国土利用計画法の届出は、不要なのか必要なのか。
これちゃんと理解をしていれば、「これ不要」だって分かりますね。

それは、なぜかと言うと、国土利用計画法というのは、そもそも、「地価が高騰するおそれがあるものに関して届出してくださいね」と言うルールになっています。
つまり、地下が跳ね上がるおそれがないものについては、「届け出をしなくてもいい」と言う話です。
相続の話に言い換えると、相続は、単に名義がなったり親になったり配偶者になったり、
名義が変わるだけですよね。そこにお金のやり取りが全くないわけですよ。

所有者が変わるだけなので、それで、地価が上がるということはまずないわけですよ。
もし、それで地価が上がっていくのであれば、相続するたびにその土地がどんどん上がっていくというおかしな現象になってしまいます。それはないですよね。

単に名義が変わるだけで別に地価があるとも、下がることもない。単に名義が変わるだけ
だから、「国土利用計画法の届出は不要」ということがわかります。というように答えを導けるわけですよ。その他に、時効取得というのもそうですね。

他人の土地があって、「私がずっと自分のものだと思ってずっと占有していた」結果、人の土地を時効取得しました。これか1万平米の土地だったと仮定して、これ届出が必要なのか?
これは届出不要です。

これも、単に名義が変わるだけでお金のやり取りはありません。
つまり地価が高騰する恐れはない。だから届出は不要ということに論理立てるということになります。

この考えがあると、今言った相続とか時効とか、それ以外の問題が出たとしても、その考えにしたがって答えが導ける場合がありますよね。
ですから、全く見たような見たことがないような問題あったとしても、解ける可能性が出てくいいですよ。

この論理立てというのは、すごく重要ですよね。

こうやって論理立てて、解説しているものはあまりないので、ここは自分で調べるという流れになります。「こういう方法もあるんだ」と、頭に入れておくというのが重要です。

4、 具体例にイメージしていく

ということですね。単に文字だけで理解するということになってくると理解できないですよ。
例えば、「被担保債権が消滅したら抵当権も消滅しますよ」と言われた時に、「何言ってんの?」

「何、被担保債権?何、抵当権?」という話になってしまいます。
分からない人は、とりあえず「被担保債権が消滅したら抵当権も消滅するのか?」「 それが付従性という性質なのか? みたいな感じで覚えてしまいますけども、具体例が頭に入っていれば当然の話ですよね。

例えば、「私はあなたに1000万円貸しました」と仮定しましょう。
私は、あなたから1千万円を返してもらう権利があるわけですね。ちゃんと1000万円返してくれるであれば問題はありません。しかし、返してもらえない場合私は困るわけですよ。

だから、もし、あなたが土地を持っているのであれば、私はその土地に抵当権を設定しもらいもらいます。何のためにそのようなことをしてもらうのかというと、お金が返ってこなかったらその土地を売って、
その売ったお金で返してもらうと言えるようにするためです。

裏を返せば、1000万円を返してもらえれば抵当権というのはもう不要ですね。被担保債権の担保というのは「保証」という意味ですよね。保証されている債権が被担保瑕債権なるわけです。

今、抵当権で保障されてもらっている債権というのは、今、私が持っている貸金債権です。
「お金を返してと」言う権利これが保障されています。これが被担保「債権です。

「お金を貸しました」「抵当権を設定してもらいました」という場合に「お金を返してください」という請求できる権利「これが被担保債権なんだ」これぐらいは覚えておいていいと思います。
お金を返してもらえば、この請求する権利はなくなりますね。
お金を返してもらってまた「1000万円
返せ」と、これはおかしな話になりますよね。

「1000万円返して」というのは、返してもらえない時に言える話で、返してもらったらこの請求権はなくなるわけですよ。
そうしたら、もう抵当権もいらないですよね。なぜならば、この債権を保証するために設定したのが抵当権だからですよ。

貸したお金を返してもらえれば、「自動的に抵当権は消滅するんだ」と、当然の話です。
「被担保債権が消滅したら抵当権が消滅するよ」これを「付従性」というんだ。と、

文字にしたらそうなりますけども、こういったものが具体例にイメージできれば、どんどん頭に入ってきます。

初めに言った文字だけで覚えると短期の記憶になってしまいます。1日、2日ぐらいまでは覚えていると思いますが、一か月経ったら忘れているということになります。しかし、具体例で、イメージて覚えると意外とずっと覚えていますよ。

これはもちろん復習はしなければいけませんが、何度も復習したら、長期の箱に入ってきます。
文字だけで復習していると短期の箱にずっと残ってしまいます。
ですからこういった、1~4の内容を組み合わせて頭に入れていく。これがいわゆる理解学習です。

理解学習でも絶対復習は必要なので、是非こういったものを使いながら毎日学習を進めていきましょう。

無駄な勉強や丸暗記学習などしていたら、覚えて、忘れて、覚えて、忘れての繰り返しになってしまいます。そうなると、3年、4年、5年とやり続けても受からないことになります。

問題見ても、「理解できない」「過去問題は解けるけども本試験は解けない」ということになってしまいます。そういったことにならないためにも、この4項目を使いながら、勉強を進めていきましょう

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