制限行為能力 


【問1】 行為能力に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。

1 成年被後見人が行った法律行為は、事理を弁識する能力がある状態で行われたものであっても、取り消すことができる。ただし、日用品の購入その他日常生活に関する行為については、この限りではない。

2 未成年者は、婚姻をしているときであっても、その法定代理人の同意を得ずに行った法律行為は、取り消すことができる。ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りではない。

3 精神上の障害により事理を弁識する能力が不十分である者につき、 四親等内の親族から補助開始の審判の請求があった場合、家庭裁判所はその事実が認められるときは、本人の同意がないときであっても同審判をすることができる。

4 被保佐人が、保佐人の同意又はこれに代わる家庭裁判所の許可を得ないでした土地の売却は、被保佐人が行為能力者であることを相手方に信じさせるため詐術を用いたときであっても、取り消すことができる。

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制限行為、能力について重要ポイントを確認していきましょう
問1番
成年被後見人が行ったこと、これは取り消すことができます。
しかし、ちょっと注意してください。
お弁当を買った、タバコを買った、コーヒーを買った、こういった日用品などの購入については取り消すことができません。
本文の正解です。

続いて、選択肢の2番。
未成年者については、重要ポイントを確認していきましょう。
未成年者に対しては、20歳に満たない者つまり、未成年者は取り消すことができます。
ただし一点、注意婚姻をすると大人扱いになります。
大人が契約したと同じ扱いになります。
よって、取り消すことができなくなります。
従って、選択肢の2番は、誤りです。

続いて、選択肢の3番
被補助人のケースですが、ここちょっと注意しましょう。
制限行為、能力者には、未成年者、成年被後見人・被保佐人・被補助人があります。
その中で被補助人になる時だけは、本人の同意が必要となります。
本人が納得していないのに、勝手に被補助人にさせることはできません。
被補助人の時は本人の同意が必要となります。
ここは、しっかりと押さえておいてください。
従って、選択肢の3番は、誤り。

続いて、選択肢の4番。
詐術とは嘘をつくことです。
被保佐人が、「私は他人ではないですよ」と嘘をついた場合。
そんな人は保護される立場にありませんので、取り消しができないということになっています。

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